大阪・関西万博の人気にあやかります。文具や事務用品などが一堂に集まる万博が5日、山口県山口市で始まりました。

記者
「大阪・関西万博閉幕からおよそ3週間がたちました。行きそびれてしまった、そこのあなた!山口でも万博、やってます」

山口市の老舗文具店が毎年、開いているビジネスフェアが始まりました。今年のイベント名は「モリイケ万博」です。

関西・大阪万博の人気にあやかり、万能、万策、万全、万福といった「万」のつく言葉をテーマにした商品が並びます。

「万能」コーナーでは、仕事やプライベートで使える文房具を手に取って試すことができます。「はさみ」といっても切れ味や使い方はさまざまです。使い心地を確かめられる貴重な機会になっています。

来場者
「文房具がすごく好きなので、楽しみに来ました。ふだんあまり比べて買うということがないので、比べるものがたくさんあるっていうのは、すごくいいかなというふうに思いました」

「万福」コーナーには、仮眠用のイスが展示されていました。最近は、職場で仕事の合間に短い休憩を取る重要性が注目されているそうです。

来場者
「ふだん見ないようなものもあって、すごいハイテクなものとか、コンパクトなものいろいろ見られてよかったなと思います」

今回のフェアには30社がブースを出展し、おすすめ商品を紹介しています。

モリイケ 小川法彦 専務
「実際に来て、見て、触って、体感できるというところがあまりないので、展示会の魅力だと思っております」

モリイケ万博は、6日まで開かれています。