木のぬくもりを感じる授業です。山口県萩市の児童が5日、地元の木材を削ってスプーンを作りました。

スプーン作りに挑戦したのは、萩市の川上小学校の児童9人です。自然に親しんでもらい木のぬくもりや温かみを知ってもらおうという授業です。
講師は地元の木工作家、園田滉樹さんです。
園田園芸木型製作所 園田滉樹さん
「指が絶対に刃物の先にないようにしてください。たくさんを削るんじゃなくゆっくりちょっとずつ」
児童は刃物の扱い方を学んだあと、けがをしないように慎重に作業を始めました。材料は地元産のヤマザクラの木です。あらかじめ、おおまかに形が整えてあります。小刀で削ったあとは機械を使って表面を磨きます。スプーンの皿の部分は彫刻刀で彫りました。
児童
「スープを飲むのに使いたいです」
「削りすぎたところもあったから、もうちょっと削ったりしてきれいにしたい」
「お母さんの手作りシチューに使いたいです」
児童はスプーン作りを通して、身近な山の楽しみ方も学んでいるようでした。













