田んぼをキャンバスに見立てた「田んぼアート」に挑戦しようと20日、山口県田布施町の児童が田植えをしました。
児童
「すてきな田んぼアートを作るぞー!おー!」
田布施西小の5年生20人が、地元のボランティアに教わりながら、小学校前の田んぼに苗を植えていきました。
総合的な学習の一環として、17年前から続いています。
児童が考えたことしのデザインは、田布施町が合併70周年にあたることから、「70」の数字を入れ0をコメの形にしたものです。
その横に、おいしいコメを育てたいとおにぎりの絵も描きます。
田んぼのキャンパスの広さは縦およそ25メートル、横がおよそ35メートル。
最初は、泥に足を取られていた児童たちですが、目印のひもを頼りに手分けして植えていきました。
児童
「土が軟らかい。ちょっとゼリーみたいな感じ」
「田んぼアートができるのがここだけと聞いたのですごくうれしいです」
「足を入れるときが大変だけど、とっても植えるのが楽しいです」
苗は、赤米や紫色の穂をつけるみどり米など3種類が使われました。
「田んぼアート」は、8月下旬からが見頃で、10月中旬に収穫を迎えます。