教員生活最後のメッセージ

椿西小学校では28日、離任式が行われました。春休みに入っている児童とともに卒業した6年生も集まりました。あいさつに立った石田校長は、毎日書き続けた「心のサプリ」最後の1枚を披露しました。

石田校長
「出逢いには意味がある 別れにも意味がある その意味には価値がある ありがとう ピカッと笑顔」
偶然の出会いもチャンスになるはずそのためにも努力を続けてほしいと子どもたちを激励しました。
石田校長
「別れは2つの意味がある。別れるというのは『ありがとう』という意味と、もうひとつは今度会うときまでこんなことをがんばってみたいなって、希望を持てるというすてきな別れのことばだと思います」
1000枚あまりの心のサプリで最も多かった「ありがとう」と「笑顔」のことばが入っていました。
5年生児童代表
「石田校長先生は何でもできる、みんなのあこがれです」
児童の贈ることば、最後は声になりませんでした。
子どもたちがつくった別れのアーチ。離任する教職員が拍手で送り出される中石田校長はなかなかアーチをくぐりませんでした。ひとりひとりの児童に「がんばって」「ありがとう」さまざまな言葉をかけながら別れを惜しみました。

石田校長
「こんな離任式ははじめてですすばらしかったです。こどもに感動しました」
式の後も子どもたちがやってきては別れのあいさつをしました。
児童と石田校長
「先生ありがとうごさいました」
「ありがとうございました、でも字が上手になってうれしいよ絶対校長先生より字が上手になってよ。ね」
石田校長
「意外とこの『サプリ』がこどもの心に響いているというのが4年間でわかりましたね。なんか子どもに愛されて幸せですね」

最後の心のサプリは子どもたちと一緒に張りました。


石田校長が紡いだ1000以上のことば。子どもたちが大人になるまで大人になってからも心に栄養を与え続けます。