NEXCO西日本は、中国道で老朽化した高速道路の「橋」を取り替える工事を山口市で公開しました。
高速道路の「老朽化」が進む中、各所でリニューアル工事が急がれています。
山崎匠記者
「こちらでは、橋げたの上にある床を新しく設置する作業が行われています」
NEXCO西日本は中国自動車道の小郡インターチェンジと山口ジャンクションの間にある老朽化した橋を取り替える工事を行っています。
重量およそ13トンの橋の「床」にあたる部分をクレーンで運び、古い「床」から新しい「床」へ差し替える作業が報道陣に公開されました。

この橋は開通からおよそ50年が経過し、「ヒビ」が入ったり、さびたりしている部分が多くあります。

工事の担当者は「老朽化しているかどうかは『叩いた時の音』で判断できる」と説明しました。
傷んでいない部分は…「キンキンキン」と高い音がしますが、傷んだ部分は「コンコンコン」という響くような音がします。

NEXCO西日本が管理する高速道路では、およそ5割が開通から30年を超えていて老朽化が進んでいる箇所の点検や工事を早急に進めるということです。
NEXCO西日本山口高速道路事務所 桐野義忠所長
「(工事中は)少し道路の幅が狭くなっていますので、ご利用の皆様はスピードをゆっくりめで走行していただいて、安全にご利用いただきたいと思います」