スタッフ
「胃の上・・・井上さん?」
徳光教諭
「そう!井上さん。そうそうそう」
先生、大満足。ただ、一人で楽しんでいるわけではありません。刺繍の内容は、生徒たちに確認を取り、OKが出て初めて決まるんです。確かにユニークな試み・・・ですが、そもそも、刺繍は持ち主を特定するために施されるものです。
(Q.わかりにくくないですか?)
徳光教諭
「本当は名前を書いてもいいんですけど、卒業してもどこかで着ると思うんですよ。例えば大学に行って、体育の授業とかでジャージがないから、とりあえず着て。全然今まで話したことがない隣の人が『えっ!?それなに?』っていうところから
会話が始まってくれればいいかなと」
個性的な刺繍が、会話のきっかけになれば・・・
生徒たちにとっても、1つの楽しみになっているようです。
生徒
「発想がすごいなと思いました」
「これ面白くない?みたいなのは部内でいろいろあります」
「みんな個性があって、とてもいいなと思います。ジャージをもらって、自分もバレー部なんだなって」
野田学園女子バレー部で、代々続くジャージの刺繍。
そこには卒業後、彼女たちが進んだ道で新たな出会いを紡ぐ糸になってほしいとの願いが込められていました。
※mixで2022年に紹介した特集から、ゴールデンウイークに家族で楽しんでもらいたい話題をピックアップしました。