岩国市は同姓同名で別人物の除籍謄本を誤って交付していたと発表しました。
今年3月1日から始まった、本籍地以外の役所窓口で戸籍の証明書を取得できる「広域交付」でのミスだということです。市によると今月1日に市の出張所を訪れた人物が母親の除籍謄本を請求し市は2通の除籍謄本を交付しました。
その後、除籍謄本の提出先の司法書士事務所から「1通は別人のものではないか」と指摘を受けました。市が調べたところ誤って交付されたのは請求した人の母親と同姓同名で戸籍の筆頭者も同姓同名、本籍地も同じだったということです。
市は「窓口で交付する際、氏名だけで判断してしまった。生年月日などの情報も確認すべきだった」と話し、再発防止を徹底するとしています。













