「色んな方と接することが一番の学びに」インターンに訪れたもう1人の学生

一方、こちらは白鷹町の小松織物工房です。

希少な板を使った染め物や紅花染めを手がけています。こちらにも1人の学生が。

松崎しずくさん(長野県出身)「染めに使うまでの準備とか流れも見れて勉強になった」

松崎さんは京都の専門学校で友禅染(ゆうぜんぞめ)を学んでいます。
2回目のインターンとなる今回の狙いは…。
小松織物工房・小松寛幸さん「色んな方と接することが一番の学びになるので、できればそういうものを体験して持ち帰ってほしい」
8日から開催される紅花まつり。
主人の小松さんは、松崎さんに接客を任せることにしました。
小松織物工房・小松寛幸さん「(こういうのはいかがですかと提案する場合もあるし)どういう風に飾ったら良いかやってみて」
レイアウトもおもてなしの一つ。
帯を格好良く見せる松崎さんの提案は…。

小松織物工房小松寛幸さん「これで行ってみましょう。(若い感性はどうですか?)刺激になりますね!」
そして…。

報告・矢野秀樹「東京から来た観光客の2人が紅花染めに挑戦中です」
小松織物工房・小松寛幸さん「いっきに入るのではなくじわじわと染められる」
小松さんのお客さんへの説明に松崎さんも熱心に耳を傾けます。
松崎しずくさん(長野県出身)「作業しながらさりげなく情報を伝えている自然なところがすごい」
染めにまつわる時代背景などの説明が、体験価値を高めると学んだ松崎さん。
少し緊張しながらもお客さんの質問にこたえます。

東京からの客「若い方がいらして伝統を繋いでくれるのは素晴らしい」
松崎しずくさん(長野県出身)「着物に関する知識はまだまだだが少しでも伝えられることを伝えられたら良いなと思う」










