肉を使わずに大豆だけで作られた「大豆ミート」を使った料理を楽しめる食堂が18日山形県金山町にオープンしました。
金山町にオープンしたのは去年廃校になった、小学校の校舎を利用した「明安食学校」です。

金山町に本社機能を置く、食の力コーポレーションが取り組んでいるもので、料理に使われているのは金山町などで栽培された県産大豆を使った「大豆ミート」です。
大豆ミートは食感を肉に近づけたもので、オープン初日のこの日、多くの地元住民らが訪れ、ハンバーグやボロネーゼなど大豆ミートの料理を楽しんでいました。


親子「全然、大豆感はなかったです」(Q.お味のほうは?)「おいしかったですね。おいしかったね?」
家族で来店した人「お肉、やっぱりお肉感がしっかり残ってる。おいしい」
明安食学校では大豆ミートを食べてもらうことで世界的な人口増加による食糧危機についても知ってほしいとしています。

食の力コーポレーション 福原和輝 代表取締役「何かあった時にここで食事をして地域の方たちが楽しむ場所。食糧問題のことを勉強できる場になればいいなと思います」

明安食学校は、今後食糧問題についての特別授業を行う校外学習の拠点としての活用も見込んでいるということです。