積雪量隠れ日本一をうたう山形県西川町の志津温泉で、恒例の「雪旅籠の灯り」が始まり、多くの人で賑わいを見せています。

山岳信仰の地、霊峰月山。

その中腹に位置する西川町の月山志津温泉に現れたのは高さ5メートル、長さ30メートルの雪旅籠です。

雪旅籠の灯り・志田昭宏実行委員長「雪のすごさ優しさ美しさを含めおもしろい資源だと伝えたい」

今回で18回目を数える雪旅籠の灯りは、地区を挙げての一大イベントです。

積雪量隠れ日本一と言われるこの雪を利用し、修験者(しゅげんじゃ)たちが足を運んだ、江戸時代の志津の宿場町を再現しました。

初日となった4日、雪旅籠の完成と共に灯りが灯されると、幻想的な風景が広がりました。

こちらの巨大なカマクラ。中を覗いてみると…

ソフトドリンクやアルコールが楽しめるアイスバーです。写真映えするとあって人気のスポットになっています。

訪れた人「格別ですね」

訪れた人「長年の夢でやっと叶った生まれて初めて最高」

訪れた人「一回来てみたいと思ってすごくきれい」

この日は花火があがるサプライズも…。

雪深い月山の志津温泉に今月だけ、特別な時間が流れています。