■喜多恒介さん(国民・新)

皆さん、こんにちは!今日は温かいですね。びっくりしました。本当にこの最高の天気の中で、この第一声を上げられること、心から感謝申し上げます。

まさにこの庄内地域、怒っていいんです。皆さん、昨年度、藤島地区で生まれた子供の数、何人か知っていますか?21人ですよ。温海は1桁です。大山は10人前後と聞きました。8000人、6000人いる町で、それしか子供が生まれていない。あと10年後、20年後は一体どうなってしまうんですか?

私たちが大切にしてきた町は、愛する町は、消えていく運命にあるんですか?そんなのは嫌です。僕は、この鶴岡・庄内に移住して8カ月になります。8カ月ですが、5年間かけて47都道府県を回り、この地域に一番住みたい、自分の子供も孫もこの町で育てていきたい、この町で希望を持って暮らしてほしい。そう願って、この町に移住してきました。

きっと、皆さんのお子さん、お孫さんも似たような思いを持っているのではないでしょうか。しかし、この10年間、20年間で、この鶴岡・庄内はそれができない町に変わってしまいました。若者は半分になります。子供の数は一世代ごとに半分になっていくんです。

僕の今回の選挙ボランティアに来た18歳と2週間の女の子が言いました。高校生です。「私はこの庄内に住みたいんだ、暮らしたいんだ。でも、ここで住んで、結婚して、子供を育てていくだけの仕事がない、手取りがない、ゆとりがない」と言ったんです。

これが現実なんです。今までの政治、政治が担ってきた結果が、18歳の高校生にそう言わしめてしまうような、そんな暮らしになってしまったんです。私たちが向き合わなければいけないのは、まずは彼女なんです。

彼女がどうやったら、この鶴岡・庄内で本当は働きたいのに働けないという思いが遂げられて、豊かに幸せに子供を育て、暮らしていける。そんな町を作っていけるかどうか。それが一番の肝になります。

その実現のために、喜多恒介は国民民主党を通じて、国政という舞台に挑戦します。

手取りを増やすというのは、単にその人の収入が増える、そして支出が増える、社会保険料が減る、それだけではないんです。手取りが増えることで、現役世代、若者、皆さんの「ゆとり」が増える。ゆとりが増えるからこそ「希望」が増える。希望が増えればどうでしょう。「子供を作ってみよう」「結婚してみよう」、そういった希望が増えてくるんです。希望が増えれば、この町に若者が溢れ、子供が溢れてきます。するとどうでしょう。この地域に経済が回り始め、そして皆さんの年金、社会保障も増えていくんです。そういった若い世代、現役世代から生まれる本質的な力強い成長のエネルギーなくして、皆様への豊かな分配はありません。

見てください皆さん。鶴岡・庄内の病院、どんどんお医者さんがいなくなっているじゃないですか。診療科もなくなっているじゃないですか。毎年10億円以上の赤字が出ているではありませんか。そんな医療体制を作ってしまっている根源は、やはりこの地域から「成長のエンジン」が失われてしまっている、そういったところにあるんです。

手取りを増やすだけでなく、この地域、国の教育のあり方も根本から変えなければいけません。皆さん知っていますか?致道館の教育理念、「天性や個性を尊重し伸ばしていく」。素晴らしいですよね。しかし、そういった教育が今、この鶴岡の小学校、中学校、高校でできていると思いますか?

僕の事務所にはたくさんの声が届きました。高校生の生徒会長が僕に直訴してきたんです。「せっかく高校に入ったのに、この中学に入ったのに、受験勉強ばっかりじゃないか。先生は何も教えてくれない。何が天性だ、何が個性だ。型にはめていくだけじゃないか」。

あるいは、特色のある子供たちが、学校の校長先生や先生に「あなたは薬を飲みなさい」と言われて、普通の勉強・指導はできないと言われてしまっているんです。そういった学校のあり方、先生のあり方を変えていくためには、やはりしっかりと教育、人づくりに投資をしなければいけません。

この厳しい財政状況の中で、教育国債で5兆円の大胆な投資を行っていく必要があるんです。先生方も大変なんです。設備も古いんです。新しい教育、多くの社会の方々を巻き込んだ教育をしていく必要があります。AIに対応した教育を行っていく必要があります。その「人」の生きる力、成長の力でこの国を動かす、成長のエンジンを作っていく。これがまさに第2に訴えかけたいことです。

安全保障のあり方、どう思いますか。ロシアがウクライナを攻め、中国が台湾侵攻を伺う中で、私たちはどうやって自分の国を守ればいいのでしょうか。

この庄内の食料自給率、ものすごい高いんです。庄内はいいかもしれません。しかし、東京、仙台、大阪、様々な地域と連動し、私たちの食料の安全を担保していくためには、まさに国がこの一次産業の庄内の役割を認め、庄内に対してしっかりと支援金を分配していく、そういった仕組みも必要ではないでしょうか。お米というものは、単に私たちの胃袋を毎日満たすだけではありません。いざという時、私たちの命を担保するために一番重要なわけです。

それだけではありません。環境もそうです。温暖化が激しくなっています。農業の非常に厳しいやり方、次世代の育成も進んでいません。この国の根幹、命に対してしっかりと投資支援を行っていく、一次産業のあり方も整えてまいります。

もちろん安全保障もです。ロシア・ウクライナで誰が戦っていると思いますか?ドローンなんです。ドローンが、無人でAIを元に動いて、お互いを破壊するわけです。その間に人が入ったらどうなるか。一瞬で殺されてしまいます。「デスゾーン」と言われています。これが今の戦争のあり方なんです。そういった新しい安全保障のあり方に対して、無人機、ドローン、AI、それらを動かすためのサイバーセキュリティ、そして衛星、宇宙まで、全部つながっているんです。私たちの命を守っていくためには、そういったところへの投資も必要なんです。

食料からAI、宇宙まで、そういったものを自分たちで守っていく。たくさんの方々と連携しながら守っていく。そういった現実目線での安全保障というものも、ものすごく大事なんです。

私は今回、鶴岡から、この国を動かしていく、担っていくにあたって、まさに皆さんの命、暮らし、未来を守っていくための覚悟、そして政策を国民民主党とともに作っていく所存でございます。

その他にも、私が主張してきた「空き家対策」です。この鶴岡には5000軒近い空き家があります。1割の家が空いているんです。そこに、もし若者が安く住めるようになったらどうでしょう。7LDKの家が今、500万円で売りに出されているんですよ。東京でマンションを買おうと思ったら、1億円、2億円ですよ。とんでもないじゃないですか。この庄内だったら、安く、広い家で、たくさん子供を育てていける家を確保することができるんです。

そこに手取りを増やし、社会保障の不安を減らし、安心できる医療を増やしていく。AIでの医療、DX化、新しい技術を使っていけば、この庄内で豊かに暮らしていくことができます。若者が溢れ、子供が増え、未来が明るくなっていく。そういった日本最先端、世界最先端のモデルを、この庄内、最上、山形3区から作っていくことができるんです。

東京では実現できません。大阪でも実現できません。この鶴岡、庄内、最上、山形3区だからこそできる「日本を再生させる」新しいモデルを作っていく。それはこの鶴岡だけではできません。庄内全体、最上、山形3区全体で連携し、新しいビジョンを掲げ、県と国と交渉し、予算の使い道、ビジョンを描きながら進めていく。それを喜多恒介は、この地を代表して、挑む政治家として掲げていきたいと思います。

皆さんの本当に望む、新しい未来のために、喜多恒介、この山形3区から国民民主党とともに全力を尽くしてまいります。

皆さん、覚えてください。「きた、きた、きた、きた、きたがきた!」 未来を動かす時が来た。そして、この地から日本を動かす時が来た。喜多恒介、そして国民民主党を何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました!