
■菊池大二郎さん(国民・前)
改めてまして、皆さんおはようございます。 ご町内の皆さん、大きなマイクでいよいよお騒がせする、そんな初日になりました。今日、この1月27日を迎えるにあたり、事務所選対の皆さん、そして菊池大二郎後援会、そして今日お足元が悪い中このようにご参集を頂いた、それ以外の皆さまがたからも、今日は本当に大変な雪の中、ポスター掲示や様々な運動を展開していただいていることに心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。
「なせばなる、なさねばならぬ何事も、ならぬは人のなさぬなりけり」。上杉鷹山公の教えであります。先ほど、伝国の地のご紹介もありましたが、私はまず皆さんに、ついこないだまでバッジを頂いた衆議院議員として、一つ謝らなければいけない、そんな思いであります。
このように物価高で、そして山形は大雪にも見舞われて、皆さん歯を食いしばって大変な思いをしながら、そんな国民・県民に寄り添わない解散を許してしまっていることに、私は為政者・政治家の一人として心から謝らなければいけない、そんな思いに至っています。
ですがどうでしょうか。政治は、本来は、苦しんでいる国民・県民に寄り添ってこそであります。国民の思いに一番近いところで、その苦しんでおられる声を、本音を頂戴して、それをいかにどう解決をしていく。それが求められている。
にも関わらず、1月23日、非常に貴重でかつ重い、私の左胸にあったバッジは、無残にも、無残にも皆さまがた雪国の思いをかき消すかのように取られました。東京は青空でした。青空の下で高市総理は、雪国の光景もきっと思い浮かべもしないで、雪国の皆さんが今、心も体も震わせながら必死に生活していることになんかは思いも馳せないで、自分が総理としてふさわしいかどうか、ただそれだけを問いかけようとしています。
政権選択選挙。それが通常であれば解散の定義でしょう。しかしながらどうでしょうか。様々な選挙区で、手を握っているはずの自民党、そして維新の会が双方で戦っている。そんな政権が、そして雪国が今大変苦しい思いをしていることにも思いを馳せられない政権与党に、政治を任せていくわけにはいかないんです。
我々国民民主党、私も議席を頂いてから、財源を理由に、ただその財源を理由に大きな壁と言われたガソリン代の値下げ、そして「年収の壁」を、皆さんの本音とSOSを我々国民民主党が受け止めさせていただいて、そして野党で大きな塊になって、その壁を動かすことができました。
さらにこれから、ガソリン代だけではなくて、雪国は灯油代もかかる地域なんです。これから電気代やガス代、水道代、そして灯油代の値下げ。そうした台所に届く政治を実現して、もっと手取りを増やしていかなければなりません。年収の壁も、まだまだ基礎控除の部分で所得制限があります。この壁も、しっかり我々動かしていかなければなりません。
さらに、これだけ人口が減少する中で、人づくりをしていかなければなりません。30年前を100とした場合、この先進国の中でも日本は相対的にどんどん科学技術予算が減ってます。人づくりに対する予算が減ってるんです。そしてまた教育費の負担も先進国の中では大きい方なんです。人づくりをするために、人に投資をして、そして子供や若者、そして現役世代を応援するために、年少扶養控除の復活や、既に実現をしておりますけれども高校生の扶養控除の維持をしっかりやっていく。そうやって人づくり、国づくりを、もっと前へ進めていきたいと思っております。
さらに、この雪国山形は、雪害が多い地域であると同時に、線状降水帯が最も発生しやすい地域になっています。国土交通省の地方整備局、北から南までありますけれど、過去10年を見ても、この東北エリアでの水害は顕著に増えています。一番多くなってるんです。そうした防災対策、減災・事前防災の取り組みを、今年発足される防災庁の設置を見据えて、皆さん現場から頂いているお声、気づきを、これまで通りの対策ではこの気候変動には間に合いません。だからこそ皆さん現場で、被災された皆さんから頂いた声で、新しい事前防災のあり方、減災の取り組みのための国土・県土の強靭化に向かって、もっと安心できる国へ私は進めていきたいと思っております。
さらには、今申し上げた気候変動にも関連します。生産者も消費者も納得できる本当の農業を実現していかなければなりません。昨年の漢字一文字は「熊」でありました。熊です。熊が出るような中山間・農村に誰がしたんですか。私はそれははっきり言います。自民党農政の誤りだったと思います。中山間から、その先・山間部から、熊だって何も人里に出てきたくて出てきているわけじゃない。エサがなくなって、そしてエサの多い少ないに合わせて繁殖もする。令和5年には一気に増えたんです、獣が。そして昨年はエサが少なかった。だから人里に降りてきた。沢沿いを伝って、この人里に現れる。そんな私も現場からのお声、県との連携から頂いたお声で、舟山康江参議院議員と一緒にですね、政府に訴えました。中山間の整備、そして緩衝帯の整備について。そして熊の生息に関しては、個体数調査すら県や都道府県単位ではままならなくなっている。熊には戸籍も住民票もありません。そういった現場の声で、こっからしっかり有害鳥獣対策をやっていきたいと思います。
そして、何よりも関心事は米政策だと思います。これまでの農政と今大臣が戻そうとしているものが何が違うのか、私にはわかりません。この40~50年減反をやって、生産調整という事実上の減反をやって。価格が適正か、高いと言われているような値段に今なっている。そしてまさに、事実上の減反とも言われるような需給に応じた生産と、大臣も農水省も言われている。でも間違いなく米はこれから需給緩和になって、市場に溢れ返ってまた安くなってくるんです。また同じ堂々巡りなんです。その安くなった時に、初めて生産者をどうやって応援していくのか。どうやって中山間や条件不利地域でも安心して見通しを持って経営できるか。そうした、生産者も、そして消費者も納得できる米政策・農業政策を進めていかなければならないんです。
この点、我々国民民主党はしっかり、直接支払い制度を再構築して、10アールあたり大体約2万円程度の直接支払いをしていこう。ただの手当ではなくて、環境やこの農地の持つ公益的機能を重視して、この営むということ自体が我々の国土を守っているんだ、食料安全保障に資するんだ、そういった視点でこの基礎支払い、直接支払いをしっかり前に動かしていきたいと思っております。これは米だけじゃないんです。果樹もそうじゃないですか。畜産もそうです。野菜もそうです。これだけ気候変動が激しくなってきたからこそ、いかに飼料や種や花粉などのこの受粉の作業も含め、いかにこの国力が落ちているのかを私は知りました。全てにおいて無理かもしれないけど、こうした地域を営んでいく、農地を営んでいくものに繋がっている様々なものに対して、国産力を高めてくる。そうしたためには農業予算をしっかり取って、そして農業人材をしっかり確保できるような体制を、今までとは違う形で力強く進めていきたいと思っております。
そしてこれからの地域をどうするかであります。先ほど申し上げたように人口減少は、思った以上に加速しています。山形県も100万人を切りました。でも人口減少だからといって、我々が住んでいるこの米沢市や置賜地域や北村山地域や西村山地域が、それに合わせて面積が小さくなるわけじゃないんです。当然なんです。河川の長さが変わるわけでもない。道路の延長はさらに大きくなっている。道路が長くなって面積が大きくなれば、そこに雪は積もるんです。そういった意味で言えば行政需要はますます高度化・複雑化して、これだけの人が少ない中で役所役場などのマンパワーも、営んでいる事業者の皆さんも、これをどう担っていくかってことを本気で考えなければなりません。わが党にはこの地方制度を考える調査会が立ち上がって、私もこれからの地域の持続的発展をどう確保するかというチームの座長に就任させていただいて、まさにこれからが正念場なんです。
最後になりますが、改めてこの解散の意義を、雪国の山形、山形県の皆さんに問いかけていく選挙にしたいと思います。今日、私の目の前にいらっしゃる支援をする、これまでお支えをいただいた皆さんの背景、後ろには、今唸るような県民の怒りと憤りと、そして「当たり前な政治をしっかり進めてくれ」「もっとこの立ちはだかる、立ちはだかる壁を動かしてくれ」、そんな皆さんの声が今まさに結集してるんです。
先ほど申し上げたように、今雪国で歯を食いしばっておられる国民の思いに寄り添えないような政治ではダメです。一粒一粒溶けてしまう雪かもしれないけど、この一粒一粒の雪を結集して、大きな結晶にして、我々の声を、我々の地域の声を、我々の声こそがしっかりこれから日本の政治のど真ん中にあるべきなんだ。そういう狼煙を、そういううねりを、この山形県2区から起こそうではありませんか!
これは私、菊池大二郎の戦いではありません。雪国・山形県2区の皆さんの思いを結集して、東京に、東京の雪国を想像さえしえない今の政権与党にぶつけていく戦いであります。最後の最後まで、菊池大二郎をどうぞよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました!







