■実は「着ぐるみ」!?

13日のうちに、この目撃情報を知った現場付近の施設関係者が、警察に一本の通報をしたというのです。「その時間、現場に着ぐるみを来た女性がいた」という内容でした。

その後の調査で、クマが目撃されたという時間帯、現場にはクマのような耳付きの、真っ黒な毛がついた着ぐるみのような服を着ていた女性がいたことが判明。車に乗っていた人が、その女性をクマと見間違えた可能性があることが分かりました。

市によると、13日の午後2時半ごろには警察から連絡が入り、クマだと思われたものが「クマに似た着ぐるみを来た女性」だった可能性が高いという情報を確認。この女性は道端の縁石に腰かけて休憩をしていたとみられ、道に背中を向けていたことから、この様子を車から見た人がクマと勘違いしたのではないかということです。