インフルエンザの患者数は2週連続で減少しましたが、依然として警報レベルが続いています。

県衛生研究所によりますと、今月1日から7日までに県内39の定点医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、前の週より472人減少し1591人でした。

一定点医療機関あたりでは40.79人となり、2週連続で減少しました。しかし、目安となる30人を大きく上回り、県全体で警報レベルとなっています。

保健所別では村山保健所で447人、庄内保健所で378人、山形市保健所で302人、置賜保健所で283人、最上保健所で181人となっています。

確認されたインフルエンザ患者のうち、A型は1584人、B型は5人、A・B両型が1人、不明は1人でした。

県によりますと先週、集団感染によりのべ67のこども園や学校で学年閉鎖や学級閉鎖などの対応がとられました。

インフルエンザは感染力が強く短期間に多くの人へ感染するため、県は引き続き適切なマスクの着用や換気、手洗いなど感染対策の徹底を呼びかけています。