山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」が14日開かれ、訪れた人たちは大鍋でつくられた芋煮の味を楽しんでいました。

佐藤友美アナウンサー
「配膳10分前です。すでに多くの人がずらりと日傘をさしながら並んでいます。」

「日本一の芋煮会フェスティバル」は今年で37回目を迎える山形の秋の風物詩です。直径6.5メートルの大鍋で作られる山形の郷土料理・芋煮には、里芋3.2トン、山形牛1.2トンなど大量の食材が使われ、重機をつかって調理されます。
きょうはおよそ3万食が用意されました。


芋煮の楽しみ方はさまざまで、
自宅で楽しむために鍋などを持って訪れる人の姿もありました。

東京から「大きなお鍋でやるのも生で実際にちゃんと見てみたかった」


愛知から「感動の味で美味しいです」

東京から「凄く食べやすくて芋もホクホクしていてめちゃくちゃおいしいです」

山形県内から「来てくれてよかったです」

山形県内から(インドネシア出身)
「芋煮が大好きで、大きい芋煮があるから行きたいと思った。
芋と牛肉がピューと(合わさって)おいしいです」


新潟から
「醬油と牛肉の完成形がこれ。
また並びますから、きょうチケット8枚買ったので(8枚?!)」

熱烈な芋煮ファンの姿もありました。

14日の山形県山形市の最高気温は、28.9度。日差しは強いものの、さわやかな風に吹かれながら、訪れた人は、芋煮の味と共に秋の訪れを感じているようでした。