■職を学ぶ以外にも狙いが!

この稲刈り体験には、食を学ぶ以外にも狙いがあるといいます。

大江町教育委員会 清野均 教育長「(農業の)担い手というのが心配になっていますし、子どもたちにも今の担い手と一緒になって考えてもらいたいということで行っています。新しい機械を使って農業進めていますのでその辺りも学んでほしい」

生徒たちに、秋の実りを手作業で収穫する喜びと、コンバインで颯爽と稲を刈り取る様子を見てもらい、農業に興味を持ってもらおうというのです。

さがえ西村山農協青年部 清野大輔さん「楽しいことばっかりじゃなく農業の大変さとか重要性っていうところをしっかり子どもたちに伝えていけば子どもたちに繋がっていくのかな。若い仲間が増えると楽しいし意見交換の場も増える。ぜひ(担い手が)増えてもらいたい」

生徒「機械とか使ってお金がかかると思いますけど、それだけやりがいがある仕事なのかな」

生徒「農家じゃなくて、漫画家です。歴史の漫画で日常生活。絵の練習してます」

きょう収穫したコメはおよそ1800キロ。11月ごろから新米として食べはじめ、大江中学校のおよそ半年分の給食に充てられるということです。