今月、島根県で行われたインターハイ・カヌースプリント競技で寒河江高校カヌー部女子が女子の総合優勝を果たし、その報告会が開かれました。

生徒およそ480人の手拍子で、迎えられたのは寒河江高校カヌー部女子の部員7人です。

カヌー部女子は今月2日から5日に島根県で行われたインターハイ・カヌースプリント競技に出場しました。

4人乗りで行う「カヤックフォア」では200メートルと500メートルで優勝。

1人乗りで行う「カヤックシングル」では2年生の佐藤和佳さんが200メートルで2位、500メートルで3位の成績を残し、寒河江高校は大会で「女子総合優勝」を果たしました。

インターハイではこれまで部員が個人種目で優勝するなどしてきましたが総合優勝は今回がはじめてです。

寒河江高校 後藤茜寧 主将(3年)「フォア(カヤック)で一番後ろに乗っているんですけれど、3人の背中が頼もしすぎて緊張もほとんどなく、楽しくレースができたので3人には感謝しかない」

今回の優勝メンバー4人のうち3人がまだ2年生ということもあり、来年のインターハイでも総合優勝に期待がかかります。

寒河江高校 佐藤和佳さん(2年)「来年は3年生で最後の年なので絶対に500メートルも200メートルも個人でも優勝して総合優勝に貢献していけたらなと」

寒河江高校は10月に行われる国民スポーツ大会に2年生以下のメンバーで出場予定だということです。