
住宅を包み込む炎。

きのう(13日)、山形市では住宅1棟が全焼する火災があり、休日の住宅街は一時騒然となりました。

山形県によりますと、今年起きた火災は248件。
前の年より39件減っているものの、建物火災だけでみると、
前の年より14件多い149件と増えているのです。
その一因となっているのが暖房機器。
去年、秋から冬の火災で最も多かったのは、ストーブが原因によるものでした。

山形市消防本部 予防課保安係
荒木智宏 係長
「就寝中にそのままスイッチを消さずに使って寝具類が接触。
それで火災になったという事例も多く発生してます」
山形市消防本部の荒木さんは、
ついついやってしまいがちな"ある行為"が、火災につながると指摘します。
山形市消防本部 予防課保安係
荒木智宏 係長
「(ストーブの上に干していた)洗濯物が落ちてきたというのが非常に実は多かったんです。
出かける前、寝る前にはスイッチを消すなど、本当に基本的なところを守っていただければなと思います」
また、年間を通じて仏壇の線香やろうそくの火が服に着火してしまうケースも増えているといいます。

山形市消防本部 予防課保安係
荒木智宏 係長
「火災は、みなさんの大切な命、財産、思い出までも全部、奪い去ってしまいますので、これまで以上に火災予防について十分注意していただきたいと思います」