県内有数のぶどうの産地、山形市本沢地区では今が旬のぶどう「デラウェア」の出荷が本格化しています。

今年も甘く仕上がっているということです。

旬を迎え、出荷が本格化しているこつぶの種なしブドウ「デラウェア」です。

デラウェアは昼と夜の寒暖差が大きい土地で盛んに栽培されていて、ここ山形市本沢地区も県内有数の産地として知られています。

本沢地区から出荷されるデラウェアは糖度が18度以上のものと基準が設けられていて今年のぶどうも甘さが乗り首都圏などでも人気だということです。

今出荷されているのはハウス栽培のデラウェアで、春先の低温などで生育が遅れ今年の初出荷は去年より4日遅れた先月25日になったものの、本沢地区を含むJAやまがた西部営農センターではJAやまがた全体の5割ほどにあたる392トン3億9000万円の売上高を目指すということです。

山形農業協同組合 広域ぶどう部会 佐藤吉之 部会長「消費地からはデラの需要はまだまだ強い。価格帯も高い金額で取引されていている。この地区の若い世代も増えてきているので今後ともデラを栽培していってほしい」

8月からは露地もののデラウェアの出荷が始まり、そのあと続々とシャインマスカットなど大粒のぶどうが出荷されます。