東北新幹線の連結トラブルを受け、県議会の会派の一つである県政クラブは、きょう、JR東日本に県民の安心安全を確保するために再発防止とさらなる安全対策を求めるよう、県に要望しました。



今月6日、走行中の東北新幹線「はやぶさ」と秋田新幹線「こまち」の連結部分が外れたトラブルを受け、山形新幹線「つばさ」は、連結運転を行っていない一部の列車を除き、東京と山形・新庄間の直通運転を取りやめていました。



けさから東北新幹線と山形・秋田新幹線との連結運転が再開されましたが、県民生活に大きな影響を与えたとして、県政クラブは、県に対し原因の究明と再発防止をJR側に呼びかけることを求める要望書を提出しました。



県議会・県政クラブ 木村忠三 代表「山形新幹線がストップするということは、山形県の活性化、発展がそれだけ遅れること。JR東日本の事案を二度と発生させないよう、県民の思いを胸に山形県のほうからは事業者に対して強く声を発していただきたい」



県では、JR東日本にトラブル発生直後から原因究明や早期復旧を求めていて、今後も安定的な運行をするよう、強く呼びかけていくとしています。