発疹3日以内なら後遺症リスクの軽減可能…

富山市の60代の女性は、6年前に帯状ほう疹にかかりました。疲れが溜まっていたところ、左首に湿疹が出始め、ピリピリと痛みが伴ってきたといいます。

帯状ほう疹にかかった女性:「すぐに皮膚科に行くと帯状ほう疹だと分かり、処方された抗ウイルス薬を飲みました。早い段階で治療ができたので症状は軽いほうだったと思います」

帯状ほう疹は、水ぼうそうと同じウイルス「水痘・帯状疱疹ウイルス」が体のなかで再活性化することで発症する皮膚の病気です。

その症状はピリピリ、チクチク、針で刺されたような痛みや焼けるような痛み、しびれなど様々です。

富山市の皮膚科、斎藤敦医師によりますと、帯状ほう疹は発疹が出てから3日以内に受診、治療することが重要だといいます。

発疹から3日以内であれば「抗ウイルス薬」による治療でウイルスの増殖を抑えることができ、神経痛などの後遺症のリスクを下げることができるのです。