富山県内最大の労働団体、連合富山は18日、ことしの春闘の方針について基本給の賃上げ分3%以上に定期昇給分を含め5%以上の賃上げを目標とすることを決めました。
引き上げ幅は去年と同じですが、物価上昇に負けない賃上げを実現するため「5%程度」としていた表現を「5%以上」に改めました。
実現には、富山県内の企業の9割、労働者のおよそ7割を占める中小企業の賃上げが欠かせないとしています。
連合富山 浜守秀樹会長:「それぞれの企業で働く方々の労務費を含む価格転嫁が行われるか否かが、中小企業での賃上げの成否を分けるということを強く訴えていきたいと思っております」
また、連合富山は能登半島地震の対策本部を18日付けで設置していて、今後は物資の支援など必要な活動を行うとしています。










