地震による断水で営業ができなくなっているすし店が氷見市にあります。夫婦で切り盛りしながら港町で45年親しまれた店・・・再開めざして奮闘する日々です。
富山県氷見市阿尾の寿司店「参志郎」。この地で45年に渡り、地元の方に愛されている寿司店です。切り盛りするのは店主の山本康雄さん、奥様の厚子さんです。

店では、地震の影響で用意していたおよそ800人前のお寿司がキャンセル。断水の影響で、店内での営業もできていません。
寿司店『参志郎』店主 山本康雄さん:「(水が)もうこれだけになってしまいました。これだけ…」


あの日以降、断水が続いていて、店内で使える水はわずかです。1日午後4時10分ごろ、能登地方を襲ったマグニチュード7.6の地震。

動画:「富山市内です。大きな横揺れ、建物が大きく揺れています」
富山県内でも、観測史上初の震度5強を観測しました。当時、山本さんは、店ですしをにぎっていました。