地震の影響で富山市内のパチンコ店では天井が落下し8人が重軽傷となっています。1日の石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震で、富山県内でも震度5強の揺れを観測しました。「本当に死んだと感じた」被災者は当時の緊迫した状況と恐怖を語りました。
けがをした男性:「急に天井が降ってきて、なんとか自力ではいだすことができたが、手とか首とか痛めた状況です。本当に死んだなと感じました。
緊迫した状況を話す男性は、地震で天井が崩れてしまったパチンコ店にいました。こちらの画像は地震で天井が落下した際の様子です。
天井の板が落下して、床にちらばっているのがわかります。けがをした男性は地震発生時は天井の板の下敷きになっていました。
けがをした男性:「急に大きな揺れが起きて、今まで体験したことのない揺れだったので。ただ事はないと。中央通路を逃げていた際に、急に上から降ってきた感じですかね。まあ天井は重かったのですが、まあ何とかはって出てきた。逃げる時に右手で頭を覆っていたのでたぶんそれで右手にけがをしたと思う」
男性は客通しで助け合い、命からがら逃げて来たと話していました。
けがをした男性:「天井が落ちてきたときには、もうダメなんだろうなと思いはあった。出られるかなと思った時に、最初に逃げた人が持ちあげてくれて何とか逃げ出せました」

この地震で、店内にいた8人が巻き込まれてケガをし、2人が重傷です。

富山県によりますと今回の地震で、富山県内では2日午前6時までに富山県内では24人の人的被害が出ています。



