攻撃性のあるハチの駆除依頼が次々と…
富山の蜂駆除屋さん 能丈治代表:「もう覚えきれない(ハチに)刺された。20回は刺されている」
記者:「そんなに刺されて体大丈夫ですか?」
富山の蜂駆除屋さん 能丈治代表:「大丈夫かって言われると、1回アナフィラキシーにはなりましたけど…」

危険と隣り合わせの仕事…。
能さんが次にやってきたのは富山県立山町の飲料水メーカーの工場です。能さんが3年ほど前に一度、ハチの巣を駆除しましたが、再び住みついてしまったとのこと。


工場の従業員:「(ハチが)毎年毎年来るのでよくわかんない、だからちょっと見ない間にもう幾つも巣が出来ている」
富山の蜂駆除屋さん 能丈治代表:「あーあれか!ありますね」
工場にはハチの巣が合計6個も。そのうち1つは屋根の隙間に…。
富山の蜂駆除屋さん 能丈治代表:「フタモン(アシナガバチ)ですね、あれ取るとき、ちょっと気を付けないといけないですね」

アシナガバチの中でも攻撃性が高いフタモンアシナガバチ。巣に近づかずに駆除しなくてはいけません。ここで秘密兵器が。それは…10メートルの棒。

あまりにも長すぎるため記者も手伝うことに。スプレーを巣に近づけて…噴射!そして、網をのばして巣の回収をします。

富山の蜂駆除屋さん 能丈治代表:「よっしゃー、セーフ!」


見事、成功しました。もともと別の害虫駆除会社に勤めていた能さん。5年前ほど前に独立し、ハチと向き合う毎日です。この日も緊急を要するレスキューの依頼が入りました。


富山の蜂駆除屋さん 能丈治代表:「こちらキイロスズメバチと言って、(巣を)家につくるスズメバチとしては一番攻撃的なハチ。これ放置しておくと結構デカくなりがちで、攻撃性も強いので今すぐ撤去した方がいいかと」

キイロスズメバチ。攻撃性が非常に強く、巣の近くにいるだけで人に襲いかかる厄介なスズメバチです。3ヵ月ほどで60センチほどの巨大な巣を作るため緊急の駆除が必要と判断しました。この日は、完全防備で挑みます。
