胃潰瘍で亡くなった再雇用の男性の遺族が会社を訴えました。富山市の電気設備工事の会社に勤めていた男性が胃潰瘍で死亡したのは、長時間労働によるストレスが原因だとして、遺族が会社に対しおよそ7300万円の損害賠償を求め、6日富山地裁に提訴しました。
妻:「夫の日々深夜に帰ってくるような長時間の勤務を見て早く仕事から逃げてほしいという思いでした。二度とこういう悲しい出来事が起きないように会社としてのしっかりした労働時間管理、業務の管理に努めてほしい」


夫を亡くした妻が当時を振り返り、悲痛な胸の内を明かしました。訴えを起こしたのは、富山市の北陸電気工事に勤めていた当時62歳の男性の遺族です。

訴状によりますと、男性は2019年に会社を定年退職したあと再雇用され、富山市内で放送局の電気設備工事の現場責任者として勤務。











