いまは「侵入初期」これから被害が増える
高さ1メートルほどの防護柵を、ニホンジカは軽々と飛び越えていったのです。富山県によりますと、いまは「侵入初期」と呼ばれる段階で、今後さらに増えることが予想されるといいます。
古川さんは、ブドウ園の被害を防ぐための対策に乗り出しました。

ブドウ園経営 古川仁一さん:「この中に鉄が入っている。シカが入ってこないようにブドウの木を囲む」


古川さんのブドウ園は、およそ1万平方メートルの広さがあり、10種類のブドウを育てていますが、8月の収穫期に備えて、鉄線が編み込まれた防獣ネットを設置することにしました。
ブドウ園経営 古川仁一さん:「食べてもらわんように、どうやって防御するかだけ、頭の中に考えているのよ」

富山県の農業被害額は、昨年度6076万円。一番被害が大きかったのがイノシシで4329万円でした。
次いで、カラス、ニホンザルと続き、4番目がニホンジカとなりました。被害は295万円。ニホンジカが“ランクイン”したのは初めてだといいます。

ニホンジカは行動範囲が広いため、被害エリアも広がりやすいことが心配されています。
富山県は今年度、各自治体に対して、被害防止のための研修会や防護柵の高さを上げるなどの対策を広めていきたいとしています。










