北陸銀行に勤務していた元男性職員(50代)が1990年、顧客になりすましてカードローンを組み融資を受けていたことが、33年後になって発覚しました。

北陸銀行によりますと、1999年3月に退職した現在50代の男性職員は、石川県金沢市の営業店に勤務していた1990年から1991年の間、顧客になりすましてカードローン口座を作成し、ATMを利用し複数回にわたり現金引き出しと、返済を行っていたことがわかったということです。

先月、顧客から「身に覚えのない借り入れがある」と問い合わせがあり、内部調査により発覚しました。

なりすましにあった顧客の口座は2つあり、融資残高は合わせて122万6810円でした。北陸銀行は不祥事について個別に連絡したうえでお詫びをし、必要な弁済等を行ったということです。

北陸銀行は次のようにコメントを出しています。

「このたび、北陸銀行におきまして、誠に遺憾ながら、不祥事件が発生しました。社会的・公共的な役割を担い、信用を第一とする金融機関において、このような事件を発生させましたことを深く反省するとともに、日頃から当行を信頼し、お取引いただいているお客さま、地域の皆さまならびに株主の皆さまに心よりお詫び申し上げます」

北陸銀行は発覚後、法令に基づく監督官庁への届け出を行うとともに、警察と連携し、全容解明に向けた対応を行っているとしています。