シーズン最終盤を迎えている男子プロバスケットボール、B1リーグ。勝率下位の2チームがB2自動降格となる中、富山グラウジーズと滋賀・新潟の3チームが1ゲーム差でB1残留を争っています。富山グラウジーズは残り4試合。ほか2チームの結果にも左右されますが、とにかく勝利をつかみ取るのみ。土日のホーム戦に向け、選手たちの思いは高まっています。

ここ一番の大勝負を控えたグラウジーズ。勝利に食らいつこうとチーム一丸。前を向いています。

晴山ケビン選手:
「残り4試合、死ぬ気で選手、コーチ、フロントスタッフ全員含めて勝ちに行く」

正念場を迎えるグラウジーズは過去に2度、B1残留をかけた苦しい状況を乗り越えてきました。チームで唯一その経験がある選手グラウジーズ一筋・15年目の水戸(みと)は。

水戸健史選手:
「富山にトップリーグのバスケットチームがあるっていうのは本当に大事なことだと思いますし、過去に厳しいシーズンを戦い抜いて、しっかりB1に残留してきた。その力をもう一回証明できるようにやりたいと思います」

その実現は共に戦い、選手を鼓舞してきたブースターとともに。

晴山ケビン選手:
「ブースターさんたちのすごい声援って僕たちすごい力になっているので選手だけではなくて一緒に戦っているっていうのは、富山でしか経験したことがないので僕は、富山を絶対B1に残さないといけないというのは覚悟を持って試合していきたいと思います」

選手、スタッフ、ブースター、富山一丸となってB1残留へ、思いのすべてをホーム最終節にぶつけます。

負けられない戦いは川崎ブレイブサンダースと、29日午後5時35分ティップオフです。