富山市の雑居ビルで夫婦2人が殺害された殺人放火事件から20日で未解決のまま13年が経過します。警察はこの日、現場近くで情報提供を呼びかけました。

事件は2010年4月、富山市大泉の雑居ビルに暮らしていた会社役員、福田三郎さん(当時79)と妻・信子さん(当時75)が殺害され、自宅が放火されたものです。

2010年4月 富山市大泉

事件から20日で13年。

記者:
「13年前、悲惨な事件の現場となったビルはすでになくなっていて、いまは駐車場へ変わっています、当時を思い返すものは残されていません」

事件後、ビルは解体され、駐車場となり周辺の様子は様変わりしています。

警察官が街頭で呼びかけ:
「情報提供いただけるように、身近な方にも声をかけていただければ」

富山県警によりますと、これまでに160件ほどの情報が寄せられていて、このうち9件がことしに入ってから寄せられたものです。

県警は、有力な情報には最高1000万円の懸賞金を支払うことにしていますが、情報提供の数は年々減少。

現在は40人ほどの態勢で捜査本部を設け、事件解決に向けて捜査を続けています。

富山県警捜査第一課 飯田哲也 課長:
「13年経ちましたけど、決してあきらめることなく被害者ご遺族の無念を晴らすために粘り強く捜査をしてまいりたい」

この事件は殺人罪が成立しているため、時効はありません。警察は引き続き、当時の写真や映像などの提供を求めていて、当時使用していた携帯電話などを今一度確認してほしいと呼びかけています。

情報提供 076-441-2211(富山県警)