「自分がこういうことできるとは…」

男性が用水路に落ちたのは午前11時半ごろ、それから3時間以上も助けを求めて叫び続けていましたが、近くの道路を通行した車や人が、助けを求める声に気がつくことはありませんでした。

もし、姉妹も気がつかなかったら、男性はどうなっていたのでしょうか。

4月5日、平野さん姉妹の勇気ある行動をたたえて、上市警察署から感謝状が贈られました。

姉の蒼依さん:「自分がこういうことできると思ってなかった。ドキドキしたけど助けてよかったなと」

妹の遥花さん:「(自分にも)畑仕事をしているおじいちゃんおばあちゃんがいるから、言っておきたい。こういうことあるかもしれないから気をつけて歩かれって」

姉妹のとっさの判断が男性の命を救いました。