富山県氷見市阿尾にある「阿尾城跡」。富山湾に面した高さおよそ40メートルの丘陵に築かれた山城で、富山県指定史跡に登録されています。2021年1月に壁面が崩落し通行止めとなっていましたが、地質調査で、岩盤の安定が確認されたため、今月1日、2年3か月ぶりに立ち入り禁止を解除しました。
佐藤優里アナウンサー:「けっこう険しいですね」
入り口から歩くことおよそ15分。
佐藤優里アナウンサー:
「あ、見えました。富山湾を一望できますね、目の前には立山連峰があって、右手には氷見の市街地が見えています」

訪れた人:「(記者:ここ解除されたのは4日目です)運命ですね、その日に私がこれたっていう、氷見の人っていいなあ、こんないい所住みに来たほうがいい」

阿尾城の築城は、十五世紀後半と推定され、戦国時代には菊池氏が城主となり、佐々成政と前田利家の対立の舞台となったことでも知られます。そのため城跡マニアの間では知る人ぞ知る観光スポットとなっています。

氷見市立博物館 大野究さん:「二上山が遠くに見えていますけれども、一番右の端の上のふところがちょっと平らになって鉄塔が立っている所があるんですけど、あそこが守山城というお城でして、お互いに城が見えるそういう場所になります、歴史にもロマンにも浸れるそういう素晴らしい場所ですのでぜひ来て頂きたいと思います」
氷見の観光スポット「阿尾城跡」、再び注目が集まりそうです。










