28日午前3時半ごろ、富山市辰巳町の無職・永森博さん(81)の木造2階建て住宅から「火が出ている」と近くの住民らから複数の119番通報がありました。
近くの住民:
「(火は)ゴーっと盛り上がる感じでがーっと上にあがっていた。こういうのが近くであると怖いなあと」
消防車両13台が出動し、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この家に住む永森さんと妻の2人が煙を吸って病院に運ばれました。命に別状はないということです。
現場は桜の名所、いたち川沿いの住宅密集地です。富山市では、前日の27日に桜の満開が発表されたばかりでした。
近くのマンションに住む人は「6階の目の前まで火が上がっていた。火の粉が飛んでベランダは燃えかすだらけ。風があったら延焼していた」と話しました。
警察と消防が実況見分して、詳しい出火原因を調べています。










