富山県氷見市で開催されている春の全国中学校ハンドボール選手権は27日、2回戦が行われ、県勢が熱戦を繰り広げました。

2回戦から登場の女子開催地枠・白のユニフォームの氷見西條は、山口県代表の岐陽と対戦。

試合は開始2分。

青野なつみ選手が、貴重な先制点を挙げると。その後は、得意の速攻。敵陣中央に切り込んでのミドルシュートなどで。得点差を広げます。

後半に入っても多彩な攻撃で、相手を凌駕した氷見西條。23対13で勝利し、3回戦に進出です。

西條中学校ハンドボール部 
定塚流音 主将:
「初戦なので、ミスも多かったけど、自分たちのペースでやれたので、良かったです。あしたきょうの修正をして楽しい試合ができるように頑張りたいです」

一方、グレーのユニフォーム、女子県代表・氷見北部は愛媛県代表の雄新と対戦。

26日の初戦に続き守護神の南めぐみ選手を中心とした堅守でゴールを守り抜くと。

相手に的を絞らせない素早いパス回しからシュートを繰り出し序盤から相手を圧倒。

メンバーを入れ替えた後半には相手の反撃に遭いますが、危なげない戦いで3回戦進出を決めました。

氷見北部中学校ハンドボール部 小坪夏星 主将:
「あしたはもっと手ごわい相手になってくるので一戦一戦大切に全力を尽くして頑張りたいです」

そのほかの試合結果です。女子振興枠の呉羽と男子開催地枠のSKC氷見は、ともに敗れました。男子県代表の氷見西條は長崎県代表の大野との接戦を制し3回戦進出です。

28日の富山県勢はご覧の対戦カードで3回戦に挑みます。