マスク着用が3月13日に緩和され2週間がたちました。マスクの着用が個人の判断となる中、これから花見や歓送迎会のシーズンを迎え、マスクをつけるのか外すのか、悩ましい判断となりそうです。
26日までの冷たい雨とは一転、週明けの県内はあさから青空に覆われました。この陽気に誘われ、富山市のサクラの名所、松川べりではソメイヨシノがまさに見ごろ。

富山地方気象台は平年より12日早くソメイヨシノの満開を発表しました。去年より10日早く1953年の観測開始以来、最も早い満開です。

記者:
「暖かな日差しが届いて春の陽気が感じられる富山市内です。マスクを外して花見を楽しむ人の姿も見受けられます」
富山市の富岩運河環水公園も桜の見頃を迎えていて、春休み中の子どもたちや花見客などでにぎわいました。
女性:
「自然豊かなこういったところでは、マスクを外して沢山息を吸いたいなと思っています」
女児:
「春のにおいがする。マスクのにおいしてたから。マスクつけてたら」

マスクの着用が屋内・屋外ともに「個人の判断」となってからきょうで2週間。街の人の日常にも少し変化があったようです。
男性:
「マスクしていない日が増えましたね。個人の判断ですから良いと思いますけど」
男性:
「口元が見えるっていうのが良くて。たとえば友達と遊ぶときに顔で表現できたりとか。そういう変化が大きいと思います」
女児:
「子ども園に行くときはマスクつけなくてもよくなったんだけど、つける子もいるの」
記者:自分ではどうしている?
女児:「つけないで行ってる」「(マスクをつけると)苦しかったりするよ。口が暑いから」)