GoToトラベルに甘えて…

溝辺被告:「GoToトラベルで安くホテルを利用できたので甘えてしまって…私の弱さが出たかと思う」

空き巣をしながら、GoToトラベルを利用してホテルに泊まっていたといいます。福岡県北九州市の出身だった溝辺被告。もともとはエンジニア関係の仕事をしていましたが、技術の進歩についていけなくなったうえ、持病の腰痛がひどくなり、体力的に今までの仕事を続けるのが難しくなったといいます。

その後、空き巣の“常習犯”に身を落としてしまいます。特に、深夜や未明の歯科医院が空き巣の対象となりました。今回の事件前に服役を終えた溝辺被告。出所直後は、まじめに生活を送ろうと思っていたと証言しました。

しかし思うように行かなかったといいます。身を寄せる場所として期待した市営住宅は、1か月待ちですぐに入居できなかったそうです。さらに。