雨の夜に咲いた、平和への祈り
当日はあいにくの雨模様となったが、会場には山本代表をはじめ7人のメンバーが集結。激しく打つ雨音を包み込むように、腹の底に響く全5曲の演目が力強く披露された。雨の中、一心不乱に打ち込まれる太鼓の音色に、詰めかけた観客は深く魅了されていた。

訪れた観客の声
「太鼓が好きで来ましたが、全身で音を感じて本当に感動しました。最高の演奏でした」
「太鼓の響きで心が高揚すると同時に、平和を願う気持ちはみんな一緒なんだと胸が熱くなりました」
「一日も早く、みんなが仲良く暮らせる地球になってほしいです」

演奏を終えた山本代表と荒木代表も、いま世界が抱える現実へ思いを寄せながら、今回の取り組みの意義を力強く語った。
わだいこ Heiwa山本綾乃代表 「連日、世界で戦争や紛争が起きているニュースを目にし、とても胸を痛めています。日常を当たり前に、幸せに生きることは決して簡単なことではないと感じます。だからこそ『日常の当たり前を、当たり前に生きることができる世の中になってほしい』という祈りを込めて、メンバーとともに太鼓を叩かせていただきました」

渓流荘 令和の会 荒木義和代表 「世界に目を向ければ戦争が起きている地域がたくさんありますが、見上げる空は一つです。平和な日本、そしてこの素晴らしい大自然の中から、太鼓の音色に乗せて平和の祈りを捧げたいと思いました。人口減少が進む時代ですが、ここに住む人たちが『幸せだ』と思えるような、魅力ある場所にしていきたいですね」

名店を守り続けてきた「令和の会」の情熱と、世界を知る奏者が奏でる祈りの音色。小谷川の夜は、集まった人々の心に、確かに消えることのない平和の灯をともしていた。








