伝統を未来へ…新しい形を模索

しかし、住宅様式の変化などに伴い住宅での施工数は多いときと比べて1割以下にまで激減しました。

谷端信夫社長
「木材の需要もそうですし、和室も減ってきている。一つ間違うと組子どころか和の文化というものがどんどん消えていくということに危機感を持っています」

日本の伝統技術を未来につなげるために、組子の新しい形を模索しています。

そのひとつが――

谷端信夫社長
「サッカーボールをイメージして、組子で真球を作り上げました」

完全な球体を作るのには今までにない高度な技術が必要で、約1年かけて完成にたどりつきました。

そしてこの球体の組子は、ことしのサッカー天皇杯の公式ビジュアルに採用されました。

谷端信夫社長
「決勝で国立競技場に飾られる予定ではありますので」
丸山アナウンサー
「富山の誇りですね」

組子の新しい可能性を生み出しました。