ことし3月、富山県内のトンネルで、富山県警の男性巡査長が居眠り運転をして対向車と衝突し、女性を死亡させた事故で、警察は20日、この巡査長を過失運転致死の疑いで書類送検し、減給6か月の懲戒処分としました。

過失運転致死の疑いで書類送検されたのは県内の警察署に勤務する20代の男性巡査長です。

警察によりますと、男性巡査長はことし3月、勤務を終え自家用車で帰宅中、高岡市西海老坂の「桜峠トンネル」内で、対向車線を走ってきた乗用車と衝突。この事故で、乗用車を運転していた氷見市の74歳の女性が死亡しました。

その後の捜査で、巡査長は法定速度50キロの直線道路を85キロから86キロの速度で走行していたうえ、居眠りをして対向車線にはみ出していたことが分かりました。

警察は20日、この男性巡査長を過失運転致死の疑いで書類送検し、減給6か月の懲戒処分としました。

警察によりますと、巡査長は事故の前日、朝からおよそ9時間の日勤をつとめたあと、翌日の午前0時から6時まで張り込み捜査を行っていて、その帰宅途中だったということです。

調べに対し容疑を認めており、現在は内勤業務に従事しています。警察は「今後このような事故を発生させないように職員に対する指導をより一層徹底して参ります」とコメントしています。