役場の仕事を請け負う「統計調査員」への4万円余りの報酬が、同姓同名の人物に誤って支払われていたことがわかりました。
ミスがあったのは富山県の射水市で、市によりますと、先月27日、市の調査票の配布や回収を行う「統計調査員」に報酬を支払う際、誤って同姓同名の別人の口座に報酬を振り込んでいました。金額は4万300円です。
今月18日、振り込みを受けた人物から「身に覚えのないお金が振り込まれた」と役所に申し出があり事態が発覚しました。振り込みのミスの原因は、新たに調査員になった人物から、8月末に提出された「口座登録申請書」を4か月にわたり、未処理のまま放置していたためでした。支払う時になって、システムの中に、たまたま同姓同名の人が登録されていたため、担当者の思い込みで処理を進めてしまったということです。
射水市は調査員本人に支払う準備を進めていて、今後は届出を速やかに処理し、支出の際に担当者とは別の職員によるダブルチェックを徹底して再発防止に努めるとしています。







