去年1年間に発生した富山県内で発生した船舶事故は9隻で、前の年に比べ大幅に減少したことが伏木海上保安部のまとめでわかりました。

伏木海上保安部によりますと、去年1年間に富山県内で発生した船舶事故の隻数は9隻、前の年に比べ55隻減少しました。

船舶事故は過去5年間で最少となっています。

このうち、全長が3メートル程で手軽さが人気のミニボートや、手漕ぎボートといった小型船舶による事故が4隻でした。

原因としては▼日頃のメンテナンス不足や▼悪天候から逃げ遅れたことが多く見られたということです。

また、人身事故は27人で前の年よりも4人減少。死者数も1人減りました。

伏木海上保安部はこれらの事故を防ぐため、気象情報を入念に確認することや、天気の悪化が予想される場合は迷わず港に戻るよう注意を呼びかけています。