新年度に入り2か月。疲れやストレスを癒やそうと「甘いもの」に手が伸びていませんか?実はその習慣が、血糖値の急激な変化を招いてイライラを引き起こす原因になっているかもしれません。脳の仕組みと、賢いスイーツの食べ方を専門家に聞きました。
血糖値の変動で “戦う神経” を刺激
新生活が始まったり部署を異動したりと、新しい環境になかなか慣れず、何かとストレスを感じやすいこの季節。

そんな時、「甘いものでリフレッシュ」――。
実はその行動、逆効果になっているかもしれません。
ヒトは、甘いものを摂取すると、糖の吸収によって血糖値が上昇します。この上昇を受けて、糖を栄養として細胞に取り込むホルモン「インスリン」が分泌されますが…ここに落とし穴が。

インスリンが急激に分泌されると、今度は血糖値が急激に下がってしまう「反応性低血糖」と呼ばれる状態になるのです。
この状態が心と体に様々な影響を招いてしまうと、精神科の医師は指摘します。

精神科 長妻渉医師
「実は一時的に血糖値が上昇して、幸福を感じるのですけれど、そのあと血糖値が下がります。血糖値が下がるというのは、体にとっては『危険信号』としてとらえるので、いわゆる交感神経と呼ばれているものが、急激に刺激をされます。この結果として、これは戦う神経なので、どうしてもイライラであるとか、そういった症状が出てくる」











