クマによる人身被害を防ごうと、砺波市特産の「ふく福柿」の畑に電気柵が設置されました。クマ用電気柵の本格設置は富山県内で初めてです。
電気柵は、市が国や県の補助を受けて購入し「ふく福柿出荷組合」に貸し出したもので、柵の高さはイノシシ用より倍近く高い1メートル50センチです。

クマが大量出没した去年、この近くでも成獣1頭がおりにかかったほか、カキ畑にも出没が相次いだということです。

ふく福柿出荷組合 宮木武司組合長
「去年は本当こわかったですよ。ちょっとしたガサガサいう音でもすごい反応しましたもん」

Qこの柵あるとちょっとは安心になりますか?
ふく福柿出荷組合 宮木武司組合長
「精神的にはだいぶ違う。これとスプレーと一応持ち歩いて」
生産者(女性)
「絶対安心ですよ、こんなん。クマいると思っただけで怖いですもん、とるの」
山間地特有の昼と夜の寒暖差で鮮やかなオレンジ色の果肉に育つ「ふく福柿」。あっさりした上品な甘さとやや固めでジューシーな食感が特徴です。

去年は、天候不良に加えてクマの出没で収穫ができず、出荷量は3.6トンと前の年を1トン下回りました。
ふく福柿出荷組合 宮木武司組合長
「去年はもうカキ畑がオレンジ色の絨毯ひいてあるような感じ。(クマの)ふんの中にカキがいっぱい混じっている状態で、一頭じゃない、何頭で来とるんかなという状態でちょっと怖かったですね」

組合では、畑を取り囲むように電気柵を張りクマの侵入を防止することで生産者に安心して作業してもらい、ことしもおいしいカキを届けたいとしています。











