世界初公開となるAIロボットなど300点以上。中国で過去最大規模となるAI展示会が、きょう開幕しました。このイベントを率いる習近平国家主席の狙いは何なのでしょうか?
記者
「会場は大勢の人で埋め尽くされていて、イベントの注目の高さが伺えます」
中国・上海市で開幕した「世界人工知能大会」。AIやロボット、半導体など人工知能関連の企業1100社以上が出展し、AI製品や技術のうち300点以上が世界初公開です。展示面積は過去最大規模の10万平方メートルと、まさに“AI尽くし”。
中国のAIはどこまで進歩しているのでしょうか?
記者
「靴を検品するロボットや、サラダを作るロボット。より実用化されたものが目立ちます」
靴が本物か偽物かを見極めてくれるロボットや、注文した薬を運んでくれるというロボットも。
各社、AIを深化させることによって「動く」だけでなく、より実用性の高いロボットへの進化をアピールします。さらに…
記者
「こちらは世界初の人が乗れるロボットだということです」
中国のロボット企業「ユニツリー」が公開したのは世界初の有人変形ロボット。人型と四足型とを自由に切り替えることができ、災害現場での活用などを想定しているということです。
Unitree Robotics マーケティングマネージャー
「ロボットは生産現場や日常生活へと徐々に広がり、人間に代わり危険な作業や重労働などを担うと考えています。時間はかかりますが、着実に前進しています」
2018年から始まったこちらの展示会。今回、初めて習近平国家主席が開会式に出席し、AIについての国際的なルール作りが必要だと強調しました。
中国 習近平 国家主席
「AIは人類共通の知恵の結晶であり、貴重な財産です。国際的な合意に基づくガバナンスの枠組みを早期に構築し、この先端技術がより良く人類社会に貢献するようにすべきです」
中国メディアによりますと、きのう、中国が主導するAI分野の国際協力機構が発足し、ロシアやカザフスタンなど29か国が設立協定に署名。
中国は、この新たな枠組みを足掛かりに、アメリカなどを念頭にAIをめぐる国際ルール作りで主導権を握りたい考えとみられます。
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