■壁いっぱいにモリアオガエルの資料・・・

母 中西さゆりさん:
「GW明けぐらいに(カエルが)ちょうど冬眠からオスが起きてきて、その頃に活動開始というか。その頃になると瑠煌斗も早起きになるので、朝起きて、山に行って観察をして、家に帰ってきて学校に行くっていう感じで、生き物を見つけた時が一番いきいきしているような気がするので、そういうのは見ていてうれしいですね」

そんな「かえるクン」。観察の成果を見せてもらうと―。

佐藤アナ:
「わーすごい、一面、壁一面、これはなんですか。瑠煌斗くん」
中西瑠煌斗くん(かえるクン):
「モリアオガエルを研究した資料です」

モリアオガエルと出会った小学1年の時から、毎年テーマを決めてカエルの生態を研究しています。

最新の研究は、モリアオガエルの産卵時の行動。つぶさに観察した結果は…。

中西瑠煌斗くん(かえるクン):
「オタマジャクシが水に落ちるまで1週間ぐらいなんですけど、メスだけが22日までずっと泡の中にいました。ずっと何も食べずに守り続けていました」

佐藤アナ:
「それって普通のカエルだとしないんですか?」
中西瑠煌斗くん(かえるクン):
「普通のカエルだとしないほうが多いです。なんか守ってるのかな、と思って。カエルの母性かなと思いました」

さらに、こんな研究も…。

佐藤アナ:
「あーすごい、ものすごく精巧でびっくりしたんですけど…」

中西瑠煌斗くん(かえるクン):
「学校の授業でヒトの骨について勉強したので、カエルの骨はどういう骨なのかな、と思って調べました」