「最近、爪を切る頻度が変わった気がする…」 そう感じたことはありませんか?実は、爪が伸びる速さは単なる個人差ではなく、飲酒や喫煙といった生活習慣や、病気やストレスなどの健康状態を映し出す鏡なのです。意外と知らない「爪の成長」のメカニズムと、ケアのポイントを詳しく解説します。
冬は爪が伸びにくい 血流や代謝が影響
私たちの指先を守る爪。
一般的に、「手の爪」は 1 日に約 0.1mm、1 ヶ月で約 3mm 伸び、「足の爪」はその半分のスピード(1 ヶ月で約 1.5mm)で伸びるとされています。

しかし、年齢や季節、体調などによって、伸びるスピードや爪の状態に様々な変化が出てくることが分かっています。富山市にある五福ひがし皮膚科の東晃院長に詳しく聞きました。
爪が伸びる速さには以下のような背景があります。

① 季節による変化
夏は冬より 10〜20%ほど速く伸びる
五福ひがし皮膚科・東晃院長
「夏は気温の上昇により血流が増加し、代謝が亢進するためです。一方で冬は、気温が低く、末梢血流が低下し、代謝が悪くなるため、少し伸びが遅くなります」
② 指の長さ・利き手
・手の中指、足の親指など「長い指」ほど速く伸びる
・「利き手」は刺激や血流の影響でやや速く伸びる
③ 年齢による変化
爪が伸びる速さは 20 歳前後がピークだといいます。
10〜30 代は新陳代謝が活発なため早く伸びますが、中高年以降は徐々に鈍化。70 歳を過ぎるとかなり遅くなり、爪に縦線が目立ったり、厚くもろくなったりする変化が見られます。










