衆議院議員選挙の公示が翌日に迫る中、ようやく富山1区の構図が固まりました。前職の田畑裕明氏が無所属での出馬を取り止め、比例代表北陸信越ブロックから出馬すると表明しました。富山1区の保守分裂選挙は回避される見通しです。

比例代表での出馬を表明 田畑裕明氏
「比例での出馬という判断に至りました」

田畑氏は、22日、無断・架空党員登録問題で自民党から選挙区での公認を得られず、無所属での出馬を表明しました。

しかし、その翌日の23日に党本部は比例代表の公認候補を発表し、北陸信越ブロックに田畑氏を掲載。それを受けて、おととい(24日)田畑氏は報道陣の取材に応じ選挙区から出馬するか比例代表に回るかを「しかるべき時に判断する」と述べ明言を避けてきました。

そして、26日午後6時前、先ほど事務所で最終的な判断に至った理由について次のように語りました。

比例代表での出馬を表明 田畑裕明氏
「本日、自民党幹事長から、自民党のために小選挙区からの出馬を思いとどまる旨のお話を頂戴したところでございます。またこのように多くの仲間、また執行部からの私に対する進言は、わたくしの心を大変大きく揺さぶるものであります」

田畑氏が選挙区での出馬を取り止めたことで、自民分裂選挙は回避される見通しです。自民党県連の宮本光明幹事長は、田畑氏について「重い決断をされたものと受け止めている」とコメントしました。

田畑氏の名簿順位は12位/20位

自民党本部は26日夜、北陸信越ブロックの名簿順位を発表し、これによりますと、田畑氏は、20位中12位でした。これは、各選挙区で重複立候補している前職の次点に位置するもので、田畑氏以降は元職・新人が続きます。

これで富山1区は、構図が固まりました。富山1区に立候補しているのは自民・元職の中田宏氏、中道・前職の山登志浩氏、共産・新人の青山了介氏、参政・新人の斉藤匠氏の4人です。