ガソリン税に上乗せされている暫定税率廃止の決定を受け、経済産業省は13日から補助金を段階的に引き上げます。これによりガソリンの価格は今後大きく下がる見通しです。

石油情報センターによりますと、県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、10日時点で1リットルあたり174.6円と、前週より0.1円安くなりましたが、依然高止まりが続いています。

一方、与野党6党はガソリン税の暫定税率を年内に廃止することで正式に合意しました。

これを受け政府は13日から段階的に補助金を引き上げます。

現在、1リットルあたり10円のガソリン補助金を15円にしたうえで、11月27日からは20円と段階的に増やし、12月11日からはガソリン暫定税率分と同じ25.1円を補助します。

これによりガソリン価格は160円程度まで安くなる見込みです。

半世紀続いてきた暫定税率は大晦日をもって廃止されます。