鍋に欠かせない野菜が値下がり

富山市のスーパー、アルビス羽根店では10月初旬から鍋料理コーナーを設置しました。

毛田千代丸キャスター
「鍋料理に欠かせない白菜やネギ。先月あたりから価格がぐ~っと下がりました」

白菜は4分の1カットが198円でしたが、今は128円と3割安に。

ネギ一束は8月に298円だったものが9月に入り248円、現在は198円と段階的に安くなっています。

アルビス羽根店 林健一店長
「一番の理由は主力の産地の生育状況が良かったことで数がたくさん出てきたこと。白菜は長野県がメインの産地に、ネギは北海道であるとか、当店であれば長野県産の取り扱いがメインとなっている」

富山中央青果によりますと、ことしの夏は昼と夜で寒暖差があり、適度に雨も降ったことからハクサイなどの生育は良好で、台風などの災害もなかったことが流通量の安定につながっているということです。

アルビス羽根店 林健一店長
「これだけ物価高の影響もあって買いやすい鍋野菜。気温の方も下がってきているので、ハクサイ中心に売れ行きの方は好調」

この日も店内では続々とハクサイやネギを買い物かごに入れる人の姿が目立ちました。

鍋野菜の値下がりに買い物客は──

買い物客
「うれしいですよね。今から鍋ばっかりですしね。寒くなると」
「安いのがうれしい。いろんなもの高くなってるから助かります」
大学生
「鍋とお菓子作りしようって言ってて。ハロウィンなんで。(Q.鍋物野菜が安いのは)寒くなってきたからめちゃくちゃいいと思いますけどね。うれしいです」

物価高が続く中、家計に朗報となる鍋野菜の値下がり。

アルビス羽根店は11月末まで安値の傾向が続くとみています。