6日夜から7日朝にかけ、黒部市の山あいでAIカメラがクマを2件捉えました。いずれもAIカメラがその姿を確認したもので、黒部市などがパトロールを行い、住民に注意を呼びかけています。
画像は黒部市前沢の林道に市が設置したAIカメラが捉えた成獣とみられるクマの姿です。あたりを伺うよう崖沿いを奥へと歩いていく様子が確認できます。

昨夜(6日夜)からけさ(7日朝)にかけて、黒部市ではクマの目撃が相次ぎ、午後11時半ごろには宇奈月町愛本のパークゴルフ場で市が設置したAIカメラが1頭の姿を検知しました。
7日午前5時半ごろには大谷ダムの周辺でAIカメラが成獣1頭の姿をとらえました。

梶谷昌吾 記者
「クマが検知されたのは山間にある林道です。辺りは草木が生い茂っていて、道路には栗の実がたくさん落ちています」

黒部市によりますと大谷ダムではクマの足あとなども確認されているということです。いずれも市や警察などが周辺をパトロールし住民に注意を呼びかけています。
